【錢屋商店モノがたり vol.001】アートを持って出かけませんか?
2022年11月にオープンしました錢屋本舗本館オンラインストア『錢屋商店』。ここでは、わたしたちが発信する価値観のもと選んだモノについて語ります。
今回ご紹介するのは、作家 。ファブリックにアクリルなどでドローイングし、作られたモノです。繊細かつ力強いデザインが印象的です。
皆さん、おうちを思い浮かべてみてください。アート作品と目があいますか?部屋に飾る文化があまり根付いていないように思いますが、それはきっと、現代の家に壁が少なくなっていることも要因の一つでしょう。しかし、アート作品を家に迎え入れ、毎日見ることができたら・・・。暮らしとアートが一体になることを望んでいる方も少なくないはず。私もその一人です。
そんな時に出逢った、香西さんのカバン。その出会いをきっかけに、考え方が変わったのです。
「アートを家に飾ることができないなら、持って出かければいい」
このカバンは、カバンのように見えるけれどアートなんです。おうちでもクローゼットの中に片付けておくのなんて勿体ない。表面カバーを外した額装に入れて、飾って見えるようにすると面白いかもしれない、なんてことも想像しました。
そういったことを考え始めると、日常にアートを取り込む方法は自分次第に思えてきます。
持って出かけると、会話が弾むこともしばしば。それに、アートをおうちの中に飾っておいても、人を招かなければ見てもらえないけれど、持って出かけると多くの人に見ていただけそうです。考え方ひとつで楽しみ方が変わる、そんなカバンが錢屋商店にはあります。#ありそうでないもの と出会った瞬間の気分を皆さんと共有したいです。