【錢屋商店モノがたり vol.17】缶詰であることを忘れる オイルサーディン
缶詰であることを忘れる オイルサーディン
日本から飛行機で約20時間、ヨーロッパ最西端に位置するポルトガル。500年近く日本と繋がりのあるこの国には、まだ知られざる魅力が詰まっています。
ポルトガルは日本と同じように海が近い国なので魚介類をよく食べ、ヨーロッパで1番お米を食べるほど、日本人にも馴染みのある食文化。そんなポルトガルと日本を食で繋いでくれる会社が“ポルト ド ポルト”です。輸入される上で「1.ポルトガルでつくられたモノ」、「2.添加物を使っていないモノ」、「3.つくり手の顔が見えるモノ」、「4.暮らしを素敵にしてくれるモノ」、「5.もちろん美味しいモノ」を大切にされています。
ポルトガルで約80年の歴史があるオイルサーディン生産者Cantara(カンタラ)が1缶1缶作るオイルサーディンを、日本で唯一輸入しているポルト ド ポルト。コストや生産量の点から、一般的にオイルサーディンは冷凍のイワシが使用されますが、Cantaraは新鮮なイワシのみを使用。缶詰にした後も魚の臭みが出にくく、水っぽくならず、中に入っているオリーブオイルに良く馴染み、いい意味で缶詰らしくないクオリティが出せるのです。
口に含んだ瞬間に感じるイワシの食感、サラッとしたオイルに絶妙な塩加減は、缶詰であることを忘れてしまうほど。錢屋本舗本館スタッフにもファンが多く、ご飯の上に乗せたり、サラダやパスタに加えたり、缶のままトースターで温めてバゲットと一緒に食べるのもおすすめです。
代々受け継がれてきた製法で作られている一缶。是非お召し上がりください。